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ハーフトーンボイスの鳴らし方

2019/05/02

こんにちは。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小林桂尉子先生
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのけいこです。

ハーフトーンボイスの鳴らし方について、考えてみたいと思います
一般的に、ハーフトーンボイス(ミックスボイス、ミドルボイス)は、表声と裏声の真ん中の鳴らし方です。当スクールでは、ウィスパーボイスから、自然にハーフトーンに変えていく方法でトレーニングしますが、よく皆さんが失敗してしまう例を挙げてみます。
ウィスパーの時に息を吐き過ぎて、声帯の位置を引いてしまい、だんだん高くなると苦しくなり、酸欠状態になってしまう。又は、徐々に高くなると声帯の位置を引いてしまい、そのまま出そうとして、喉を締めてしまい、苦しくなってしまい裏声に逃げてしまうか、、力づくで表声にしてしまう。などがあると思います。
ハーフトーンボイスは、クラシック系のミックスボイスとは全く違います。クラシックベースのミックスボイスは、喉を引いてる状態なので、高くなると裏声になるか、パワーが落ちます。
ポップスベースのハーフトーンボイス、つまり自然な声帯の位置で、鳴らせるようになるのが理想的です。高くなってもパワーが落ちないので、個人差はありますが、基本的に、表声が自然な声帯の位置で鳴らせるようになったら、ハーフトーンボイスも鳴らし易いと思います。クラシックベースの要素が多少なりとも混ざると、上手く鳴らせません。表声と裏声のど真ん中を鳴らせるよう、トレーナーに確認しながら、練習してみてください。過去に、ハーフトーンボイス(ミックスボイス、ミドルボイス)についてのボイトレ講座がいくつかあります。参考にしていただけたら、幸いです。

 

【関連するボイトレ講座】

ミックスボイス・ミドルボイスの発声法と練習方法

ミックスボイス・ミドルボイスの実例

ハーフトーンボイスについて