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鼻腔共鳴について

2019/11/01

こんにちは。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小林桂尉子先生
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのけいこです。

トレーニングの中でのハミングは、鼻腔を共鳴させて、倍音を整えて、抜けの良い響きの良い声を作っていきます。
ここでよくある例をあげてみます。表声でマン〜とNを鼻腔に共鳴させると、そのまま鼻にかけて、鼻声にしてしまう方が多いです。これは、鼻腔共鳴とは異なります。
歌う時に鼻にかけたり、かけなかったりは自由です。
でも、ボイストレーニングは、鼻声にしないことが大事です。
まずそのまま素直にナチュラルに、アの母音を出すことができた方が良いです。そして鼻に入れていく感覚も感じられると良いでしょう。
鼻にかかっている声は、鼻から息が多く出ているので、指を水平に鼻の穴をふさぎ、アーと声を出してみてください。
口から息を吐けば鼻声にならないと思います。
担当トレーナーに確認しながら、鳴りの良い声を目指して頑張りましょう。

先日、私の大好きなシンガーの1人。スティングのライブに行ってきました。素晴らしかったです。
スティングは、倍音の鳴ったロック系のハーフトーンボイスです。
素晴らしく響きの良いロングトーンや、鼻の倍音を鳴らした少しシャウト気味の声や、鼻腔共鳴をかっこ良く、、かっこいいかが、重要なんです!
水を一度も飲まず、2時間弱、自由自在にコントロールしきってました。

皆さんも是非、素晴らしいシンガーを参考にしながら、自由自在に歌えるよう、コツコツと日々のボイトレ頑張ってください。