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音楽用語と豆知識「マ」

音楽用語と豆知識

■マウスピース mouthpiece(英)
管楽器で直接口を当てる歌口、吹口。

■マズルカ mazurka(ポーランド)
ポーランドの舞曲で中庸の速度の3拍子。しばしば2拍目、または3拍目に強いアクセントを置く。19世紀ヨーロッパの主要都市に広まったが、芸術音楽に導入されるのはショパンによってであり、彼の場合には民族的な旋法と結合していることが多い。その後、グリンカ、チャイコフスキー、シマノフスキ等によっても作曲された。

■マドリガル madrigal(英) madrigale(伊)
14世紀のマドリガルは2連または3連の3行詩の節に2行のリトルネロ(反復句)が付される田園詩や各節で反復され、リトルネロでは別の音楽になるのでAABまたはAAABとなる。14世紀後半にすたれたこのマドリガルとは無関係に16世紀のマドリガルが生まれる。これは貴族社会にふさわしい芸能的な通作形式(各節の音楽が異なる)のもので、和声進行、半音階法を使用した。

■マニュアル manual(英)
1)手動で。 2)オルガンの手鍵盤。 3)機械等の取扱い説明書、教本、規範。

■マラゲーニャ malaguena(西)
スペイン東南部、マラガ地方の民謡。舞曲でファンダンゴから派生した。3拍子でギターで伴奏される。

■マンボ mambo(西)
1940年代に、キューバのペレス・プラドによって考案された中南米のダンス音楽。ルンバにジャズの要素を入れた4分の4拍子の生き生きとしたリズムに特徴がある。

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