Rss

喉を痛めないシャウトの方法

2021/04/01

こんにちは。
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのリヒロです。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師のRIHIRO先生の写真

今日は、喉を痛めないシャウトのやり方です。
日本のボーカリストの場合は、喉の倍音を多く鳴らし、喉にかなりの負担がかかるシャウトをするボーカリストが多いのですが、あまりオススメ出来ません。このやり方だと、音質も汚い感じになってしまいます。喉を痛めないシャウトのやり方は、鼻の倍音を声と同時に鳴らしていきます。シャウトの場合、まずはハーフトーン(ミックスボイス)のシャウトからトレーニングをすることをオススメします。失敗した時に、喉の負担が少ないからです。やり方としては、チェストボイス(表の声)も同じなので、まずはハーフトーンのシャウトからトレーニングしてみて下さい。いつもやっているハミングの、震えている少し前を震わせる感じで倍音が鳴ると、かっこいいシャウトになります。その際、少し声帯を閉める感じです。喉にはほとんど負担がかからないので、長時間のシャウトも可能になってきます。

表現のバリエーションがまた一つ増えるので、ぜひトレーニングしてみて下さい。参考にすると良いシンガーとしては、(ハーフトーンのシャウト)ロッド・スチュワート、スティング、ジョン・フォガティ、ポール・マッカートニー、ビヨンセ、シンデイ・ローパー、チャカ・カーン、ティナ・ターナー、サム・クック、ブルース・スプリングスティーン(チェストボイスのシャウト)ジョン・レノン、ジャニス・ジョプリン、ウィルソン・ピケットそれぞれ綺麗なシャウトをするので、聴いてみて下さい。ちなみに私は、最初はフォガティでシャウトのトレーニングをしました。
ボイストレーニング一緒に頑張りましょう!