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フェイクの歌い方・練習法

2020/02/01

こんにちは。
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのまなみです。

今回は、フェイクについてお話しようと思います。
フェイクとは、原曲のメロディを、即興的に少し変えて歌ったり演奏することを指します。
ここで、私がお勧めするフェイクをよく使うアーティストをあげると、YEBBA,H.E.R.,Tori kelly,Brian McKnight,などがいます。
フェイクの個人で行う練習としては、軽く口を閉じて「んー」と鳴らしながら喉をほどよく動かし、高い音から低い音へ。この時ポイントはなるべく力まず動かすことです。しっかりと音程を捉えるのも大事です。次に「あ・え・い・お・う」で声帯をナチュラルな位置で鳴らしながら、高い音から低い音へ下げていき、それを繰り返します。

また、上記であげたアーティストは、曲の中でフェイクを自然にかっこよく入れたりしているので、マネしてみるのもよいと思います。
歌を歌う際にメロディを大切にした上で入れるフェイクは、表現力の幅が広がるでしょう。ただ、フェイクは必ずしも必要な技術かというと、そうでもありません。フェイクを入れなくてもすばらしい歌は沢山あります。個々の自由です。

年末年始のお休みということもあり、風邪やインフルエンザなど引き起こしやすい時期になりましたが、手洗いうがいはもちろんこと、喉を乾燥させないということが重要です♪マスクをつけたり、加湿器を使用したり、ボーカリストは言うまでもなく声が楽器ですので、体調管理をしっかりして、乾燥する冬も乗り越えていきましょう。
今年もよろしくお願い申し上げます。
本日も質の良い楽しいボイトレを!