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音楽用語と豆知識「ル」

音楽用語と豆知識

■ルーディメンツ rudiments(英)
ドラム奏法のひとつ。スネア・ドラムをマスターする上で非常に大切な基礎奏法。最も広く知られているものでは、1933年にアメリカの高名なドラマーが13名が厳選した「ドラミングの主要基礎13」を基に作られた「スタンダード26アメリカン・ルーディメンツ」である。主な奏法としてロング・ロール、シングル・ストローク・ロール、パラディドル、フラム、ラフなどがある。

■ルート root(英)
日本語では根音と呼ばれコードの基礎となる音の事。例えばCメジャーコードのルートは「C」の音。→根音。

■ルバート rubato
テンポを自由にに伸縮させて演奏すること。テンポ・ルバート。

■ルネサンス Renaissance(仏)
13世紀末から15世紀にかけてイタリアで起こった芸術的革新運動のこと。

■ループ loop
サンプリングした音素材を一定のポイント間で連続再生する機能。

■ルール loure(仏)
17世紀末から18世紀はじめにかけてヴェルサイユ宮殿を中心に流行した舞曲とそのための器楽曲。中庸の速さで4分の6拍子。付点音符のリズムに特徴がある。

■ルンバ Rumba
ラテン・ミューミックの一種。もともとは打楽器とコーラスだけのキューバのアフリカ系民俗音楽だったが、1930年代にアメリカに紹介され、世界的に流行した。リズム名でもあり、ダンス名でもある。キューバ元来のルンバと、1930年代以降ザビア・クガート楽団によりアメリカを中心に世界中に広まったとされるルンバは別物である。社交ダンスで踊られる項目の一つにもルンバがあるが、こちらもキューバで踊られるルンバとは全く別物である。

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