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声帯について

こんにちは。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小瀬川祐美先生の写真
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのゆみです。

Bit Of Soundでは日々皆さんナチュラルに使う声帯の正しい位置や使い方、鼻腔を共鳴させ倍音と整えるトレーニングなどを主に行なっていますが、今回はそのもう少し手前、どのように声帯が動き声が出るのか。というところに着目してお話ししてみようと思います。

声帯は喉仏の骨で守られている大切な臓器です。
二枚の膜で作られていて空気が通る時に開閉します。口や鼻から入った空気は気管や声帯を通り肺に入ります。吸気で声帯は一度開きますがすぐに閉まります。呼気で肺から出た空気が声帯を通る時に閉じている声帯を下から上への空気圧で押し上げ開きます。この時に押し上げられた声帯は振動して音になり口や鼻から声となって出て行きます。声帯の弁は上から下の吸気では振動はせず下から上への呼気でのみ振動します。(唇をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。リップロールの時に吸う空気では振動せず吐く空気で振動するのと同じです。)

声帯を押し上げ開閉させる空気量、空気圧によって振動が変わるため、強い空気や多くの空気が通れば大きな振動となり大きな声強い声になり、弱い空気や少ない空気が通れば小さな振動となり小さな声弱い声になります。
歌や声で表現する場合、大きさや強さが直接表現力に変わるので、声帯を通す空気量、空気圧をコントロールすることも大きなポイントになります。

Bit Of Soundではその空気を通す量や感覚、コントロールをリップロールをすることで掴んでいきます。空気が通ることで声帯が振動する。ということもふまえてトレーニングしてみることもオススメのポイントです。
是非試してみてください。

講師コメント 2020/10/15更新

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 講 師 か ら コ メ ン ト 

こんにちは。
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのゆみです。 東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小瀬川祐美先生の写真
ここ数年、音楽に関係した映画、ストーリーやドキュメンタリーが数多く作られ上映されていますね。記憶に新しいのは2018年に公開されたイギリスのロックバンド・クイーンのボーカルだったフレディ・マーキュリーに焦点を当て作られた伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』でしょうか。素晴らしい映画でした。
先日はドキュメンタリー『メイキング・オブ・モータウン』を観ました。
2019年に創設60周年を迎えた音楽レーベル「モータウン」は、ソウルやR&Bの数多くのヒットを連発し、スティービー・ワンダー、マービン・ゲイ、ダイアナロス&シュープリームス、ジャクソン5、などを数多くのスターを世界に送り出しました。私も音楽を始め、バンド時代にも多くの影響を受け、また今でも大好きなレコードレーベルです。
今回のドキュメンタリーでは、創設者ベリー・ゴーディが初めて密着を許可したそうで、1959年にアメリカ・ミシガン州デトロイトにある写真スタジオだった建物を録音スタジオに改装したヒッツヴィルUSA (Hitsville USA)とニックネームをつけられた最初の本社での名曲誕生秘話や、関係者や所属アーティストの回想や証言など、貴重な映像、関係者や著名人の回想や証言も交えた貴重なエピソードを踏まえて、親友にして戦友のスモーキー・ロビンソンと仲良くふざけ合いながら語られたりしています。こんなにたくさん話しているベリー・ゴーディ、初めて見ました。
ポップにユーモラスに構成されていてとても観易く楽しい気持ちになるとっても素敵なドキュメンタリーでした。
まだ公開中なので機会があればぜひ見てみてくださいね!

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ブレスについて

こんにちは。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師のRIHIRO先生の写真
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのリヒロです。

今回は、ブレスについて少し書いてみます。初心者の人によく聞かれることが多いのですが、まずは腹式呼吸の意味は体験レッスンで説明したので省略します。

一つ目、肺活量について質問が多く、肺活量は多い方がよいのですか?とよく聞かれますが、多かろうと少なかろうとたいして関係ありません。効率よく声を出せるかの問題です。小さな子供でもうまい人はいっぱいいます。

二つ目、呼吸は鼻でした方がよいか。と聞かれますが、結論から言うとどちらでもいいです。クラシックの場合はブレスを歌の一部ととらえていないので、鼻から息を吸ってブレスの音を入れないようにしますが、ポップスの場合はブレスも歌の一部、表現の一部だと考えているので、口から吸うのがほとんどです。ダイアナ・ロス、ジャネット・ジャクソン、マイケル・ジャクソン、プリンスなどはブレスで表現するのがすごく上手いので参考になります。

三つ目、ブレスのタイミングもよく聞かれますが、これも結論から言うとどこで吸っても自由です。出来れば無意識で自然に出来るようにいろんな歌をいっぱい歌うといいと思います。

私からのアドバイスは、自由に、素直に歌は歌いましょう。

息のコントロール力について

こんにちは。
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのまなみです。

今回は息のコントロールの仕方についてお話ししようと思います。
歌う時に息が続かなかったり、息を吸う量や、息を吐く量をコントロールしにくかったりすることがあると思います。
当スクールでは1番最初にウォーミングアップでリップロールを行いますね。声帯をリラックスさせる効果があったり、一定の量の息を吐くという目的です。ごくたまに、息を吐きすぎて歌って声帯の位置が下がることがあります。これは、息を吐き過ぎて力んでしまい、結果的に鳴らし方がナチュラルでなくなってしまいます。そこでリップロールで、リップロールが止まりそうなくらい、息を少なめに且つ一定の量を吐くと良い練習になると思います。息を吐きすぎてしまうことも、吐く量がコントロールできれるようになれば、改善され、歌うことも楽になり、力むこともなくなってくると思います。レッスンでリップロールする時も、ただリップロールを行うのではなく、自分の息がどのくらいの量で吐いているのかを感じて行うとよいと思います。
慣れてくると、表の声を鳴らす時はこのくらいの息の量を吐き、ハーフトーンの時は、このくらいの量というふうに自分自身で調整できるようになってきます。
色々試しながら本日もボイストレーニング頑張りましょう。

講師コメント 2020/8/16更新

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 講 師 か ら コ メ ン ト 

こんにちは。
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのRihiroです。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師のRIHIRO先生の写真
夏本番な感じですが、今年はあっという間に前半戦が終わった感じです。このスクールも4月・5月の2カ月閉めたせいもあって、不思議な前半戦でしたが、新たな気持ちでまた頑張りたいです。
アーティストにとってしばらく苦難が続きますが、ここでみんなで踏ん張ってがんばりましょう。きっとまた今まで以上のパフォーマンスが出来る日がくるはずです。
音楽、歌には力があります。そこに勇気と希望が生まれます。どうぞ今を大切にがんばりましょう。

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腹式呼吸の確認

こんにちは。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の篠遠恵美先生
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのめぐみです。

今回は、「腹式呼吸の確認」についてお話ししたいと思います。

たまにレッスンで、お腹に力を入れすぎて歌っている人がいます。特に、男性は腹筋があるので、腹式呼吸を過剰に意識すると、かえって上半身に力が入ったり、息を吐きすぎてしまったり、声の鳴らし方が悪くなったりします。

腹式呼吸は、肺の下の横隔膜の上下です。息を吸う時に横隔膜が下がるから下腹がでる、息を吐く時に横隔膜が上がるからへこむ。腹筋運動のように、ぐーっと下腹に力を入れるのではなく、少し下っ腹が引き上がる感じにしてください。そして吸う時にお腹の力を抜くといった感じです。下腹の上げ下げです。

腹式呼吸をする理由は、胸式よりも息のコントロールがしやすいため、そして上半身をリラックスさせるためです。もしどうしても、力が入りすぎてしまうのであれば、吸う時にお腹の力を抜くことだけを意識してみてください。腹式呼吸で力んでしまわないように、リラックスして歌いましょう♪

講師コメント 2020/7/15更新

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 講 師 か ら コ メ ン ト 

こんにちは。
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのまなみです。7月に入りましたね。あっという間に2020年も半分まで来てしまいました。6月からスクールも再開し、みんなとまた、こうしてトレーニング出来ることが嬉しいです。

最近は、ソウルの女王と呼ばれているアレサ・フランクリンの伝記映画「Respect」の公開が待ち遠しく、アメリカでは今年の12月に公開予定で、日本で観られるのは、来年と予想してますが、アレサ本人がジェニファー・ハドソンを抜粋したらしく、ファンとしては楽しみでしょうがない今日この頃です。
予告映像は、もう公開されてますが、予告を見ただけで、その歌声に鳥肌ものでした。
ジェニファーの歌唱力をフルに感じられ、同時に女性のパワーも感じることができる映画になると思います。
みなさんも世界のトップの歌声をたくさん聴いて刺激をもらってください。
そして、思い切り楽しんでトレーニングしていきましょう。

 

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発声の時の呼吸の使い方

こんにちは。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の山田由紀先生
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのゆきです。

今回は発声の時の呼吸の使い方についてお話したいと思います。
レッスンの時に「肺活量はあった方がいいですか?」という質問を受けます。もちろんあるに越したことはないと思いますが、その前に、一度使い方を気にしてみてはいかがでしょうか?
肺活量は性別や体格によって様々です。せっかく大きい入れ物(肺)をもっていてもうまく使いこなせなければ意味がないと思うので、まずは自分の持っている肺を最大限に使うように意識してみてください。
肺活量について調べていて気になったのが、【%肺活量(%VC)】(ぱーせんとはいかつりょう)というものです。
生活習慣病用語辞典では、
性・年齢・身長より計算した予測肺活量に対して、実際の肺活量が何パーセントであるかを出したものです。肺や胸郭(胸部(胸骨・ろつ骨・胸椎)の骨格のことです)が硬くなっている状態, 呼吸するときに使う筋肉の筋力低下、気道の閉塞では低値となります。QUPIOでは80%を正常値としています。
と記載してありました。これは健康に関する用語の説明となっていますが、レッスンをしていると、筋力をあまり使えてなかったり、気道の自然な状態が確保されてないなと感じることがあります。
まず、 肺に入れた呼吸をたくさん使うために、わざと呼吸を使い切るトレーニングをしてみましょう。息を吸うときは意識しているのに、吐くときには意識していないことはよくあります。 出し方はなんでもよいのですが、なるべくリラックスした状態がよいので、まずはリップロールでやってみましょう。普通だと、1オクターブのメロディでも、無意識にフレーズごとに息継ぎを入れると思うので、それを息が続く限り、息継ぎをせずに続けてみます。短いフレーズなので、何回か続けられると思います。慣れてくると続けられるフレーズの回数も増えてきますし、違うメロディでも試してみてください。 出しながら、腹筋が上手く使えているか確認してみてください。
次に、空気の流れがスムーズかどうか確認してみましょう。息を吸うときに力みすぎて、気道が狭くなってませんか?息苦しくないですか?普通に呼吸するときや、会話をする時にはない緊張があると、息を吸いにくくなってしまいます。息を吸うときにリラックスできていると、短い時間でたくさん吸うことができますよ。
肺活量が気になる方は、お家で出来ますので、一度試してみてください!

講師コメント 2020/6/16更新

M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクールでレッスンをするボイストレーナーのコメントを紹介。
随時更新していきます。

 講 師 か ら コ メ ン ト 

こんにちは。
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのめぐみです。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の篠遠恵美先生

やっと新コロナウイルス感染症が鎮静化して、自粛要請が解除されつつあり良かったです。
長いstay homeは厳しかったですね。みなさんご無事でしたでしょうか。
もうすぐで待ちに待った夏がきます。ただし、今回学んだ手洗い、うがい、ソーシャルディスタンスは続けましょう。
レッスンで元気なみなさんにお目にかかれることを楽しみにしております!!

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声帯のしくみと体の使い方

こんにちは。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小林桂尉子先生
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのけいこです。

今回は、声帯のしくみと、体の使い方について考えてみたいと思います。

声が出しにくいときの理由として、色々ありますが、声帯に炎症やポリープなどがある場合や、加齢により声帯が萎縮して細くなってしまう場合。このどちらでもない場合は、久しぶりに声を出すと、出しにくいという場合が多くあると思います。声帯は使わないと衰えます。
声帯は左右についた2枚のヒダのような筋肉でできています。
そこに肺から空気が送られると開いて、声を出すと閉じます。そこに空気が振動して声となります。筋肉が衰えるとそのヒダが閉じる力が弱くなり、振動しづらくなり、声がかれたり、出しにくくなったりします。体を鍛えるのと同様に、定期的に鍛えてあげる必要があります。これは声を出すことでしか改善されないので、正しくボイストレーニングを行いましょう。また、声帯の表面が乾かないように、水分補給や、加湿なども気をつけるとよいです。

体の使い方としてよく聞くのは、椅子に座り、椅子の手すりを下に押しながら声を出してみたり、立って少し膝をまげて声を出してみてください。お腹に力が入り、下に引っ張られるような感覚になると思います。この体の感じを意識してあげてください。久しぶりにボイストレーニングを行う時は、体を使うことを忘れがちになるので、少し意識して、背中が丸くならないよう、姿勢をただして、腹式呼吸です。リップロールから、はじめてみてください。息の量が多くなるときや、強くなるときに、お腹に力が入るとよいでしょう。重心を下に感じながら、ナチュラルな声帯の位置で、ウォーミングアップしていきましょう。体を使うと上手く息が前に流れていくのを感じられると思います。
20分もすると、じんわり汗をかいてくると思います。良い感じです!
久しぶりだと、声帯が疲れる感じや、体も疲れると思うので、無駄な力が入らないように、少しづつ、出来るときに続けられたらよいと思います。
長いお休みが続いていたので、またゆっくりと丁寧にボイストレーニングはじめてみてください。そして、歌うときは、楽に自由に!歌いやすくなると思います。